obslogという文脈管理術— AIとの対話を継続させる「個人ドキュメント」
背景
AIは会話をまたいだ記憶が弱い、あるいは不安定である。
この問題に対して、
- プロンプトをGitで管理する
- テンプレートを固定化する
- 指示文を再投入する
といった方法が注目されている。
しかしこれは、どちらかといえばエンジニア向けの解法だ。
このobslogは、その個人最適化版として機能していたことを偶然発見した。
当初の設計意図ではない。使用の中で用途が浮かび上がった。
obslogとは何か
日常の思考・会話・発見を、
自然文体で構造的に記録する手法。
当初は思考整理のためのログだった。
だが結果として、現在は
AIとの継続対話を可能にする文脈管理ツール
としても機能している。
文脈管理ツールとしての強み
① 自然文でコンテキストを保持できる
- Git不要
- 技術知識不要
- 書くだけ
しかも、読み物として成立している。
これは重要だ。
AIにも渡せる。
人にも渡せる。
単なる設定ファイルではなく、
意味を持った文章として存在する。
② AI整形による“構造補正”
obslogは自然文である。
しかしAIに整形させることで、
AIが読む際の構造の解像度が上がる。
自然言語
↓
AI整形
↓
半構造化ドキュメント
になる。
これは「人間が書き、AIが整える」という協働前提設計だ。
思想として作られたのではない。
運用の中で自然発生した構造である。
使い方
やることは単純。
「これ読んで」
それだけ。
その会話内でAIは文脈を持つ。
「こういう話したじゃん」を
最も精度高く再現できる。
本質
プロンプトも文脈定義である。
obslogも文脈定義である。
形が違うだけで、抽象レベルは同じだ。
Git管理プロンプトは
命令型文脈管理。
obslogは
叙述型文脈管理。
どちらも「前提を定義する」という点では同じことをしている。
可能性
Gitに不慣れな人でも、
自分の言葉で文脈を管理できる。
obslogは技術ではなく習慣に近い。
観察の蓄積が、
結果として文脈管理術になった。
それが今回の発見である。
著:霧星礼知(min.k)
構造整理:Claude Sonnet 4.6 × ChatGPT GPT-5.2
AI-assisted / Structure observation