StructureEssay
クラシックバレエの残酷さを、TWICEミナから考える——バレリーナであることが「個性」になる場所へ
The Cruelty of Classical Ballet, Seen Through TWICE's Mina: Where Being a Ballerina Becomes an Individuality 著:霧星礼知(min.k)|mncc.info / Author: Reichi Kirihoshi (mncc.info) TWICEのミナは、アイドルになる以前、11年間クラシックバレエを続けていたとされる。 その経験は今も、彼女の「優雅さ」として、彼女の個性として語られる。 だが、彼女のバレエが最もよく見えるのは、踊っている場面ではない。休憩に入って、身体から余計な力が抜けていく数秒間のほうだ。 本番と休息の切り替え方に、バレエの訓練の文法が残っているのだ。 例えば、ライブの休憩中、少し横になって身体を休めているミナの映像がある。これは、疲れて寝転がっているのとは違う。刺激を減らし、