おきあみ〜ご ──ドット一欠片から始まる、循環の話
最初はただの思いつきだった。
「オキアミ様を育てる、たまごっちみたいなゲームあったら狂っててよくない?」
そこからすべてが崩れ始めた。
🦐 おきあみ〜ごとは何か
おきあみ〜ごは、育成ゲームではない。
- なつかない
- 成長しない
- 褒めても反応しない
画面には黒背景と白いドットが1つあるだけ。
プレイヤーができることもほぼない。
水温をほんの少し変えるとか、流れをちょっと動かす程度。
それでも裏側では:
- 海洋バランス
- 生態系密度
- 文明存続フラグ
みたいな見えない値が静かに回っている。
そしてある日、突然こう表示される。
鯨が来ました。
流れが整理されました。
オキアミはごっそり減る。
でもそれはBADではない。
むしろGOOD。
このゲームの勝利条件は
「何も起きないこと」。
派手な演出が出始めたら、それは失敗の兆し。
🐋🦭🐧 世界は“捕食者”で最適化される
ゲーム内イベントは主に3つ:
- 🐧 ペンギン:微小な撹拌(局所構造を散らす)
- 🦭 アザラシ:日常的な間引き(運用レベルの調整)
- 🐋 鯨:大規模回収(設計レベルのリセット)
プレイヤーが仕事や学校に行っている間に、
「鯨が来ました」
とだけログが残り、オキアミが減っている。
でも内部的には:
- 海洋熱分散
- 炭素循環回復
- 群集密度の再配分
が完了している。
つまり:
あなたが見ていない間のほうが、世界はうまく回る。
📦 パッケージはかわいい。でも中身は現実
おきあみ〜ごの箱には、かわいいオキアミのキャラクターが描かれている。
でもゲーム内にその姿は出てこない。
永遠に出てこない。
説明書の最後に小さく:
※ゲーム内にキャラクターは登場しません。
人間向けの擬人化はパッケージ止まり。
中身はただの循環。
これは完全に擬人化剥がし装置。
🧊 本体デザイン
- スケルトン筐体
- 赤い基板が透けて見える
- 画面は黒
- ドット1px
透明な殻の中に、赤い電子回路。
表は静か。
裏は複雑。
「世界は穏やかに見えるけど、下では全部動いてる」という構造をそのまま可視化している。
👜 カバンにつける思想
これが重要。
おきあみ〜ごは:
- 承認欲求を満たさない
- SNS映えしない
- 自分を主役にしない
なのに、
“世界と接続してる感”だけ残る。
持ってる人はだんだんこうなる:
「まあ、回ってるならいいか」
これはガジェットじゃない。
携帯型・下位レイヤー信仰。
🦐 渋谷オキアミイベント構想
ハロウィンの逆。
仮装しない。
騒がない。
自己主張しない。
ただ集まり、流れて、帰る。
開催地:渋谷
イベント内容:ありません。
人は粒子になり、都市の栄養勾配に沿って浮遊する。
参加条件はひとつ:
個性を出さないこと。
これはフェスじゃなくて
一時的な群体形成。
🎨 渋谷限定カラー
ネオンもラメもなし。
スケルトン+赤基板、そのまま。
背面に極小で:
SHIBUYAflow edition
誰も読まない。
限定なのに主張しない。
思想が完全に貫通している。
結論
おきあみ〜ごは友情ゲームじゃない。
「仲良くなる」装置ではなく、
自分が中心じゃない世界に慣れる装置。
アミーゴと名乗りながら、一切甘えてこない。
でもそれがいちばん優しい。
世界を動かしているのは
声の大きいやつじゃない。
静かに循環しているやつ。
ドット一欠片で
文明を支えてる存在。
ながれ。
たべられ。
まわる。
ぷーぷー。