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自由研究: 地下鉄で通勤するロシアの犬 — 都市は人間だけのシステムではない
Urban Research Note: Subway-Commuting Dogs in Moscow ロシアでは、地下鉄に乗って通勤する野良犬が報道や研究者の観察によって紹介されている。 そうした"通勤"パターンを示す個体も報告されており、郊外から地下鉄に乗り、都市中心部で食べ物を探し、夕方また戻る。 まるで会社員のような行動だ。 この現象は単なる面白い話ではない。 都市という人間のインフラを、動物が理解し利用している可能性を示している。 1|モスクワの「通勤する犬」 この現象が観察されているのはモスクワ地下鉄(Moscow Metro)だ。 推計で数万匹規模の野良犬がいるとされるモスクワで、そのごく一部が地下鉄を利用して移動する様子が報告されている。 典型的な行動パターンは次の通りだ。 郊外 ↓ 地下鉄に乗る ↓ 都市中心部 ↓ 食べ物を探す ↓ 夕方また戻る 人間の通勤と同じ構造を持つ移動パターンである。 2|この研究を続けている研究者 この現象を長年研究しているのが、A.N. Severtsov研究所の生態学者Andrey Poyarkovだ。