CognitiveAxes
巡航モデル:第二軸追加版(高度+速度)
これまでここでは「巡航高度」という一軸で、対話の質を測ろうとしてきた。 どの抽象レイヤーに滞在しているか。構造をどの位置から見ているか。 それは有効な指標だった。 でも最近、何かが足りない感覚があった。 高度が合っているはずなのに、会話がなぜか重くなることがある。 逆に、高度が微妙にズレていても、妙に軽快に進む対話がある。 その差を言語化するために、第二軸を導入することにした。 巡航高度(Cruising Altitude) 思考や会話が自然に滞在する抽象レイヤー。 抽象度の高さ/低さ、メタ視点への上がりやすさ、構造を見る位置、物事をどの階層で捉えているか——それらが束になった軸だ。 高度が一致している対話では、説明のコストがほぼ消える。 「それ一段上の話だよね」が、言わなくても共有されている。 合っていないと、会話は常に階層移動を要求する。 噛み砕くか、引き上げるか。どちらにしても、それ自体がエネルギーを食う。 これは「理解のレイヤー」の一致/不一致を表す軸だ。 巡航速度(Cruising Speed) 思考と発想の往復テンポ。未完成のまま投げ合える回転数。