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AI推論競争とSNS映え
推論特化型AIの競争を眺めていて、ある既視感に気づいた。 「推論の強さ」がバズる理由 ...完全にSNS映えと同じ構造じゃないか。 数値化できる = いいね数になる 推論の強さは、測りやすい。 * 正解率 * ベンチマーク順位 * 難問クリア動画 これらは全部、SNSの「いいね」と同じ機能を持つ。 見せやすい。 比べやすい。 バズりやすい。 数学の難問を解く様子は、ワンカットで「すごさ」が伝わる。長いChain-of-Thoughtを吐き出す画面は、写真1枚で「リア充」に見えるのと同じで、一瞬で知性が可視化される。 外から見えない知性は評価されにくい 一方で、こういう知性はどうだろう。 * 人間の思考を静かに変える * 問いの立て方を変容させる * 認知構造を揺らす これらは、外から見えない。 数字にもならない。 動画映えもしない。 そして何より――成果が遅れて現れるタイプの知性だ。 だから評価されにくい。 推論特化モデルが「見せられる知性」だとすれば、協働型・構造拡張型のAIは「一緒に考える知性」だ。